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あれ?聞こえない…… 突発性難聴にご注意!
みなさん、こんにちは。
反町駅徒歩1分の【反町武田 みみ はな のどクリニック】です。
「突発性難聴」という病気の名前を聞いたことはありますか?
急に音が聞こえにくくなる病気で、めまいや耳鳴りを伴うこともあります。
30~50代に多いといわれていますが、誰にでも起こる可能性がある病気です。
突発性難聴とは?
突然、左右どちらかの耳が聞こえづらくなってしまう病気です。まれに両方の耳に起こることもあります。
まったく聞こえない場合もあれば、高音だけが聞こえなかったり、普段とは違う聞こえ方をしたりと、聞こえづらさには個人差があります。
働き盛りの30~50代に多く見られ、毎年3~4万人が発症していると推計されます。
めまいを伴うことが多く、めまいから突発性難聴と診断されることもあります。
はっきりとした原因は不明ですが、ストレスや睡眠不足、過労、糖尿病などが関係していると考えられています。
早期治療が改善のカギ
少し聞こえにくい程度の症状では日常生活に問題がないので、発症していることに気づくのが遅くなることがあります。
もし気づいたとしても、忙しい毎日の中で通院の時間がとりにくく、「そのうち治るだろう」と放置してしまいがちです。
しかし、突発性難聴は発症後1週間以内にできるだけ早く治療することがとても重要です。
発症後1週間以内に適切な治療を受けた患者さんのうち、3分の1が完治し、3分の1に改善がみられたという報告があります。
治療開始が遅れるほど治療効果が下がるので、完治が難しくなってしまうかもしれません。
忙しい毎日の中で通院の時間をとるのは難しいかもしれませんが、耳の聞こえに違和感を覚えたら、早めに治療を受けるようにしましょう。
発性難聴の治療
突発性難聴の治療は、主にステロイド薬の内服か点滴を行い、症状に合わせてビタミン剤などをプラスすることがあります。
1週間ほど治療を続けて少しでも改善していれば、完治できる可能性が高いです。
治療の開始が遅かったり、症状によっては聞こえにくい状態のままになってしまうことがありますので、注意しましょう。
反町駅すぐの【反町武田みみはなのどクリニック】では、丁寧なカウンセリングと先進設備で突発性難聴を含めて耳の症状全般に対話しやすい雰囲気を大切に診療しています。
聞こえ方や耳鳴りなど、少しでも耳の聞こえ方がおかしいと感じたら、お気軽にご相談ください。